白馬3山(白馬岳・杓子岳・鑓ヶ岳)
 北アルプス北部、後立山連峰のうち白馬3山と呼ばれている白馬岳、杓子岳、鑓ヶ岳を猿倉登山口から反時計回りに周回した。極めつけは、何といっても白馬岳。日本最大の雪渓と花の名山と称される由縁は裏切らなかった。特に雪渓は、例年になく多量とのこと。白馬岳と鑓ヶ岳に挟まれた杓子岳、西側の山腹を巻く白ガレをトラバース時、注意深く眺めているとコマクサがところどころに淋しく咲いていた。鑓ヶ岳(やりがだけ)は北アルプス南部の槍ヶ岳と区別するため白馬鑓ヶ岳と呼ばれるてもいる。標高2100mの鑓温泉露天風呂は、湧出量・浴槽の広さとも申し分なく登山者を癒していた。
 3日間を通して平均点以上をはるかに超える山行であったが、心残りが二つ。白馬岳山頂からの日の出を見に出掛けたが、霧の中だった。二つ目も鑓温泉露天風呂からの眺めが霧に遮られたこと。地球気象に恨み節を言っても始まらないので、次の機会に期待しよう。 2012.07.22〜24
 その1  7/22 猿倉 5:50 〜 白馬尻小屋 〜 大雪渓 〜 白馬山荘(ザックデポ)〜 白馬岳 〜14:40 白馬山荘(泊)
猿倉登山口、反時計回りに3山を周回する
登山口すぐのブナ林
左の山道は2日後に鑓温泉から下ってくる 木の橋 白馬尻小屋
白馬尻小屋、雪渓へは20分先
アイゼン装着場 大雪渓をこれより2時間の行程、過去に土砂崩れなどで遭難あり
歩けども歩けども終点は見えず
テレビ撮影→ NHK名古屋「きんすた」の撮影、レポーターは荻原智子180cm(赤帽、元水泳選手)
大雪渓を終えてやれやれ
ガレ場だが花多し 再びアイゼンを装着し、小雪渓を渡る
村営頂上宿舎が見えてきた
小雪渓を渡ると避難小屋、小屋左にNHK取材班、ずうっとつかず離れずだった 稜線四差路、大雪渓から来て右折
白馬山荘玄関付近、ザックをデポし山頂へ 濃い霧の白馬岳山頂 白馬山荘へ戻る(泊)
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