毎年ひな祭りが行われている旧伊藤伝衛門邸(現、飯塚市所有) は明治後期に建築された伊藤伝衛門の邸宅だった。筑豊の炭鉱王と称された伝衛門(1861~1947)は学校教育に尽力し、銀行経営などにも参加している。1911年、歌人・柳原白蓮と再婚、10年後に白蓮が駆け落ち出奔した。「赤毛のアン」を翻訳した村岡花子の生涯を描いたNHK朝ドラ「花子とアン」に花子の“腹心の友”白蓮とともに伝衛門も登場している。このドラマにより来訪者が増加したとのこと。 2021.03.06 |
長屋門左端 | 長屋門(正門) 奥に邸宅表玄関 コロナ禍による検温と名前、連絡先記入 手前は長崎街道 | ||
座敷雛 「昔の優雅な物語」 平安時代の女流文学を中心に紫式部や清少納言などの作品場面を描いている(説明板抜粋) | |
・・・愛を生き抜いた柳原白蓮(1885~1967) 伝右門衛門と過ごした10年間(1911~1921)後、駆け落ち 右は白蓮の居間 | |
庭園は2011年、国指定名勝 ↓邸宅(300坪)は2020年、国の重要文化財指定、左端1Fに東座敷、2Fに白蓮居間、右端に西座敷 | |