苗 場 山(その1)

 山頂が新潟県湯沢町と長野県栄村に接する苗場山は、谷川連峰西端に対峙し、4Km四方にもおよぶ頂上湿原には多くの池塘(池)が点在する。日本百名山。我々がたどったコースは、無理をすれば山頂小屋1泊のみも可能だが、滞在先の高崎市からの出発であったことと、赤湯温泉に宿泊したかったため、山中2泊のゆったり登山となった。山頂の手前、神楽ヶ峰との鞍部に咲くお花畑に山中の楽園を覚えた。当初の目的は、頂上湿原に加え赤湯温泉。前者は池塘に映えるワタスゲに感動。後者は麓から最短4時間の宿。客室は、すべて灯油ランプ。テレビも携帯電話も縁がなく、少し離れた露天温泉に行くには暗くなると行燈を灯す。そんなエコな環境が魅力だった。   10.07.27-29 

   7/27、1日目  和田小屋 ⇒ 苗場山頂小屋「苗場自然体験交流センター」泊  
スキー場和田小屋登山口、熊注意の看板がある ゲレンデから山中に入る、頂上小屋に宿泊した人とすれ違う
このガレ場を過ぎると木段になる 中の芝で昼食、晴れていれば谷川岳が見える筈だが
かなり長く木段が続く 神楽ヶ峰の山頂を巻く
お花畑、写真では表現しきれません お花畑のミヤマシャジンとオミナエシ
イワイチョウ ヤマルリトラノオ
アカバナシモツケソウ ミネウスユキソウ
タカネナデシコ ハクサンフウロ
ヤマハハコ ゴゼンタチバナ
ミヤマシャジン ニッコウキスゲ
4Km四方の頂上湿原、白い花はワタスゲ 池塘に映えるワタスゲ
山らしくない山頂 苗場自然体験交流センター(泊)
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