南アルプス5座(その1)
北岳 ・ 中白根山 ・ 間ノ岳 ・ 西農鳥岳 ・ 農鳥岳
 南アルプス(赤石山脈)のうち、日本第2の標高・北岳、第4の標高・間ノ岳および農鳥岳を白峰三山もしくは白根三山と呼ばれている。この稜線上にある中白根山と西農鳥岳を加え、私は“南アルプス5座”と命名し、縦走することにした。今までは、どちらかと言えば知名度が高い北アルプスに目を向けていたが、北岳は白馬岳と大雪山に並ぶ高山植物の宝庫なので一度は縦走したいと思っていた。5座はいずれも標高3000m超、北岳と間ノ岳は日本百名山。
 居住地の北九州市を早朝出発、登山口の広河原山荘に午後4時に到着し前泊。以降、健脚者ならば山中2泊でも容易だが、花を愛でる目的もあり3泊のゆったり登山を選択した。ゆったりと言っても広河原山荘〜北の肩小屋までは、ほぼ上り一辺倒の標高差1500m。中でも二俣から尾根分岐までの急登はしんどい。翌日からの5座登頂は、天気も良く快調だった。ただ、大門沢下降は急こう配。丸太橋や吊橋を渡る最終日の下りは変化に富んでいた。  10.08.21-24
  8/21  広河原山荘6:00 〜 8:30二俣8:40 〜 11:20尾根分岐(昼食)11:50 〜 12:20北岳肩ノ小屋
前泊した広河原山荘
広河原山荘登山口、土曜日とあって登山者多し
ハンゴンソウが登山者の無事を祈っている 二俣(大樺沢) 正面は北岳、右に巻く
北岳が大きくなってきたがまだまだ、長い急登が続く 分岐まであと1時間程度、青・黄・白の花を見る余裕は?
仙丈ヶ岳   尾根分岐からの展望(昼食) 尾根分岐を後にする、本日終点の小屋は右ピークの後方
この岩場を越えれば小屋は近い 本日宿泊する北岳肩ノ小屋、急にガスってきた
  8/22 北岳肩ノ小屋6:00〜6:40北岳山頂7:00〜北岳山荘トイレ休憩〜9:20中白根山(休)〜10:40間ノ岳(昼食)〜12:40農鳥小屋
北岳肩ノ小屋から見る御来光 5時09分   手前は南ア・白鳳連山、右後方は穂高連峰や槍ヶ岳など
朝焼けの富士山 5時11分、北岳肩ノ小屋より 日本第二の標高・北岳へ向かう
肩ノ小屋(青)、最後方左から鋸岳と甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳(雲上) 次第に北岳が近づいてきた
北岳山頂、山ガールが頼もしい H18年 建替の三等三角点、頂点より80cm低い
北岳を間ノ岳方向に下る 手前より北岳山荘(赤)、中白根山、間ノ岳
約3000m地点で風景(⇒写真)を描いている 北岳と北岳山荘
中白根山頂 間ノ岳に向かう、正面のピークのまだ先
間ノ岳山頂 当日宿泊の農鳥小屋に近づく
北アルプス5座(その2)