風頭、小森江、矢筈

  風師山と呼ぶ人もいる風頭には、その光景を称える碑が建っている。「ゴンドラの唄」で知られている吉井勇は1936年5月に「風師山のぼりて空を仰ぐとき 雲と遊ばんこころ起りぬ」と詠んでいる。マナスル初登頂遠征隊長だった槙有恒碑には1957年10月「この頂に立つ幸福の輝きは これをとらふる術を知りし山人たちの力によるものなり」と記した碑がある。なお、2合目にも高浜虚子の句碑が存在。小森江子供公園は旧貯水池跡。途中に車両進入禁止ゲートがある矢筈山へ向かうと矢筈堡塁跡の石柱、その奥一帯にキャンプ場。堡塁跡は明治20年頃、国家有事に備え関門の要塞として構築された陣地跡とのこと。2024.03.15
車を下り、これより登山開始 風頭まで700m
左へは後で行く小森江公園 風頭へと直進 風頭山頂 春霞、関門海峡がハッキリしない
吉井勇「風師山」 文字はもと門司市長・柳田桃太郎 槙有恒の詩(上) 下は槙有恒の略歴
風頭を後にして、小森江公園へと右折 途中から急坂となり九十九折を繰り返す
小森江公園 貯水池跡、給水塔 貯水池跡の堰堤 右側が関門方向
シロバナタンポポ 改めて春を感じる あと一週間で開花か 桜の大木約10本 小森江公園
矢筈山へ向かう 小森江公園での昼食後  路傍にお猿 猪像もあったよ
数字の8は合目ではなく逆 頂上が0 幼稚園児年長さん 元気な挨拶
山頂入り口 これより陣地跡となる 堡塁についての説明版
倉庫跡 砲台跡や地下会議室跡もあった 関門海峡の西側を展望 靄っている
明治時代の石柱か 矢筈を後にして風師へ向かう 風師山頂 ここが本当の風師山
再び風頭 朝の靄が取れ関門橋が見える 風頭 このあと駐車場へ登山終了
山行記録2024  山行記録(総合)釈迦